「そして父になる」

 9月28日より公開された「そして父になる」
産後直後、子どもが取り違えられていたために、2家族間でのそれぞれの葛藤を描いています。
内容が気になるところへ、書店で見かけたのでノベライズ版を購入しました。

読んでいる最中に気づいたのですが、過程より結論を楽しみなのです。
主人公の野々宮家と相手となる斎木家、2人の子どもを病院側からの勧めもあり、交換するとなるのですが、果たして交換に応じるのか、それとも野々宮は2人とも引き受けるのか、と。

しかし残念ながら、期待を裏切られ、読者(映画も同じであれば観客)に投げやりな感じでした。
思わず、『アイ・アム・サム』のエンディングを思い浮かべてしまいました。

映画見に行こうと思ってたけど、映画を元に作られた小説なので…
どうしよう…



そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)
是枝 裕和 佐野 晶
宝島社 (2013-09-05)
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